フリーランスエージェントは使わない方がいいのか?デメリットや利用が向いていない人の特徴を解説

フリーランスエージェントは使わない方がいいのか?デメリットや利用が向いていない人の特徴を解説
  • URLをコピーしました!

これからフリーランスとして独立することを検討している人のなかには、「フリーランスエージェントは使わない方がいい」という話を聞いて不安になっている人もいるようです。

フリーランスエージェントに登録することで、案件の紹介や条件面の交渉代行等、様々なメリットがあるものの、もちろんデメリットも有ります。

本記事では、フリーランスエージェントは使わない方がいいと言われる理由や、利用がおすすめの人の特徴等を解説していきます。

フリーランスエンジニアの案件探しなら、「SOFA」へご相談を!

sofaロゴ
  • 国家資格キャリアコンサルタントの手厚いサポート
  • 間にSESを挟まない直案件を多数保有
  • 84.3%の高い還元率実績!(※)
  • 非公開のフリーランス案件も保有

※2024年9月末時点実績

\【60秒簡単登録】案件紹介はこちらから!/

非公開の直案件を多数保有!

あわせて読みたい
在宅案件に強いおすすめフリーランスエージェント12社を比較!選び方のコツやリモートワークの注意点も解説 フリーランスとして働いている人の中には、「在宅の案件を探したい」「場所を問わずにリモートワークをしたい」と考えている人も多いようです。 ITエンジニアやWEBデザ...
あわせて読みたい
フリーランスエージェントを複数登録すべき理由を解説!注意点や1社しか利用しない場合のリスクも解説 案件探しの強い味方であるフリーランスエージェントは、複数社に登録することで案件の幅が広がり、相性のいい担当者に出会いやすくなる等の様々なメリットがあります。 ...
目次

フリーランスエージェントは使わない方がいいと言われる理由

フリーランスエージェントは使わない方がいいと言われるには、以下のような理由があります。

フリーランスエージェントは使わない方がいいと言われる理由

それぞれについて解説しましょう。

報酬が下がる可能性がある

フリーランスエージェントを使わない方がいいと言われる理由の一つは、直接契約よりも報酬が低くなる可能性があることです。

エージェントの仕組みとして、フリーランスは無料で利用できますが、企業側はフリーランスへの支払いにエージェントに手数料を上乗せして支払わなければなりません。

この手数料率はフリーランスエージェント毎に異なりますが、一般的に企業が支払う報酬の20~30%ほどに設定されることが多く、その分の企業の負担が増えることになります。

そのため、企業がフリーランスと直接契約する場合よりも、報酬が低くなるケースもあります。そのため、報酬額を最優先で考える場合や取引可能な人脈がある場合は、エージェントを介さずに企業と直接交渉した方が得策と言えるでしょう。

SOFAマガジン編集長(高橋 征希)

営業力や交渉力がある人の場合、直接取引を行った方が報酬が高くなるケースが多々あります。

ただし、後ろ盾のない直接契約だからこそ足元を見られる場合もあります。
そのため、直接交渉=報酬が高いとは限らない点には注意しておきましょう。

>フリーランスエージェントの仕組みはコチラで解説!

あわせて読みたい
フリーランスエージェントの仕組みは?利用の流れや注意点も解説 フリーランスエージェントとは、フリーランス人材と企業のマッチングをサポートするサービスです。 フリーランスエージェントに登録することで自身のスキルに合った案件...

直接交渉が出来ない

クライアント企業と直接交渉できない点も、フリーランスエージェントを使わない方がいいと言われる理由の一つです。

エージェントを通じて案件を獲得すると、報酬や稼働条件の交渉はすべてエージェントが代行します。そのおかげで営業が苦手な人でも安心して業務に集中できるため、フリーランスにとっては大きなメリットです。

しかし、企業と直接交渉はできないことが、不利に働くこともあります。

交渉はエージェントの担当者に任されるため、担当者のスキルや企業との関係性に左右されます。そのため、自分で条件交渉をしっかり行いたいと考えるフリーランスにとっては、思うように交渉が進まず、不満を感じることがあるかもしれません。

特に、自分の条件を直接話し合いたい人にとっては、エージェントを介することが、自由を制限する要因となる可能性があります。

SOFAマガジン編集長(高橋 征希)

働き方や報酬の交渉を円滑にするためには、信頼できるエージェントを見つけ、細かい条件を伝えておくことが重要です。

直接契約へ移行できない

エージェントを通じて企業との業務を行う場合、たとえその企業で長期間業務に携わったとしても、原則として直接契約に切り替えることはできません。これは、企業側がフリーランスと直接スカウトすることを防ぐために、多くの場合は契約で制限されているからです。

通常、エージェントと企業との契約には「フリーランスと直接契約を結ぶことを禁止する条項」が含まれています。フリーランスに仕事を依頼する限り、企業はこれを守らなければなりません。

そのため、フリーランスがその企業の業務をいくら長く続けたとしても、エージェントを介さない形での契約はできないと考えていいでしょう。

こうした制約があることで自分に有利な契約ができず、交渉能力があるフリーランスにとっては不満の種になる可能性があります。

SOFAマガジン編集長(高橋 征希)

エージェントを通した業務委託を、エージェントを通さない契約へ変更することは基本的にできません。

ただし、有料職業紹介の事業許可を受けているフリーランスエージェントの場合、企業へ正社員として紹介してもらうことは可能です。

あわせて読みたい
フリーランスと正社員の違いを徹底比較!向いている人の特徴や企業視点も解説 近年、フリーランスとしての働き方が一般的になったことで、今は正社員として働いている人でも、いずれは独立を検討している人も多いようです。 しかし、正社員とフリー...

担当者のレベルに差がある

フリーランスエージェントを使わない方がいいと言われる理由の一つに、担当者のレベルにばらつきがある点もあげられます。

エージェントの担当者は、フリーランスと企業の間に立って案件のマッチングや条件交渉を担当しますが、そのスキルや知識には大きな差があります。
特にフリーランスの業界や案件の職種に詳しくない担当者だと、希望に合わない案件を紹介されることや、交渉がうまく進まないことが珍しくありません。

例えば、ITエンジニアに必要なスキルや業界の特性を理解していない担当者の場合、ミスマッチな案件を紹介されたり、報酬や条件の交渉が不十分だったりすることが起こりやすいといえます。

このように、担当者のレベルが業務の進行に大きな影響を与えるため、交渉や案件獲得に自信がある人にとっては、エージェントの利用がかえって不満に感じることもあるでしょう。

SOFAマガジン編集長(高橋 征希)

フリーランスエージェントは企業と人を結ぶ専門職ですが、実態として新卒や経験が浅い担当者に当たってしまうこともあるでしょう。

自分自身に合った担当者に出会うためにも、フリーランス案件を探す際には複数社のエージェントに登録して進めることがオススメです。

>フリーランスエージェントは複数登録すべき理由の詳細はコチラ!

あわせて読みたい
フリーランスエージェントを複数登録すべき理由を解説!注意点や1社しか利用しない場合のリスクも解説 案件探しの強い味方であるフリーランスエージェントは、複数社に登録することで案件の幅が広がり、相性のいい担当者に出会いやすくなる等の様々なメリットがあります。 ...

フリーランスエージェントのメリット

ここまで「フリーランスエージェントを利用しない方がいい」と言われる理由を紹介してきました。しかし、エージェントを利用することには、下記のようなメリットがあります。

ここでは、上記のエージェントを活用する具体的な利点について解説します。

案件獲得の幅が広がる

フリーランスエージェントを利用するメリットの一つは、獲得する案件の幅が広がることです。

エージェントは特定の業界に強みを持ち、さまざまな企業と長期的な関係を築いているため、個人で営業するよりも多くの案件にアクセスしやすくなります。

フリーランスエージェントのネットワークを活用すれば、自分では見つけられなかった案件や、直契約が難しい大手企業の仕事にも挑戦する機会が広がります。

また、案件を探す手間を省き、エージェントが自分のスキルに合った案件を紹介してくれるため、時間を無駄にせず効率的に仕事を見つけられる点も大きな利点です。

その結果、案件探しに時間を取られることなく、業務に専念できる環境が整いやすくなります。

SOFAマガジン編集長(高橋 征希)

強みとなる専門領域を活かせる案件をスムーズに探すためにも、フリーランスエージェントの活用はおすすめです。

ただし、エージェントに依存しすぎないように、自分自身でも人脈を広げるように努めておきましょう。

条件交渉を代行してもらえる

条件交渉を代行してもらえる点も、フリーランスエージェントを活用するメリットです。

報酬や稼働時間、リモートワークの可否といったフリーランスにとって重要な条件を、エージェントが企業との交渉を代行してくれるため、営業が苦手な人でも安心して仕事に集中できます。

エージェントは市場の相場や企業のニーズを把握しているので、フリーランスにとって有利な条件を引き出しやすい点も大きな魅力です。

さらに、案件に参画した後にトラブルが発生した場合でも、エージェントが仲介役として対応してくれて安心です。

例えば、報酬の支払い遅延や業務内容の変更があっても、自分で直接交渉する必要が無く、エージェントが間に立って調整してくれるので、精神的な負担を最小限にして業務に集中できます。

SOFAマガジン編集長(高橋 征希)

フリーランスの方々が集中すべき専門領域に注力できるように、エージェントを上手に活用していくことがオススメです。

>在宅案件探しにおすすめのフリーランスエージェントはこちら

あわせて読みたい
在宅案件に強いおすすめフリーランスエージェント12社を比較!選び方のコツやリモートワークの注意点も解説 フリーランスとして働いている人の中には、「在宅の案件を探したい」「場所を問わずにリモートワークをしたい」と考えている人も多いようです。 ITエンジニアやWEBデザ...

収入を安定させやすい

収入が安定しやすいということも、エージェント活用の大きなメリットです。

フリーランスエージェントは多くの企業とつながっており、豊富な案件を持っているため、フリーランスにとっては仕事を継続的に得やすい環境が整っています。

そのため、ひとつの契約が終わった後も、すぐに次の案件を紹介してもらえる可能性が高く、収入が途切れるリスクを減らすことが出来ます。

特に、長期のプロジェクトや定期的な案件を扱うエージェントに登録しておけば、常に新しい案件に参加できるチャンスが広がり、収入面での不安も軽くなるでしょう。

SOFAマガジン編集長(高橋 征希)

フリーランスは会社員に比べると自由な働き方を実現しやすい反面、収入の不安定さが精神的につらくなることがあります。

フリーランスエージェントに登録して案件紹介を受けることで、収入面の不安を軽減して業務に取り組むことが可能です。

フリーランスエージェント利用がおすすめな人

フリーランスエージェントの利用がおすすめな人の特徴として、下記のようなタイプがあげられます。

それぞれ詳しく見ていきましょう。

営業や交渉が苦手な人

フリーランスエージェントの利用がおすすめなのは、営業や交渉が苦手な人です。

フリーランスとして働く際、報酬や条件の交渉、案件の獲得など、自分で営業活動を行う場面が多くあります。しかし、こうした交渉や営業が得意でない場合、仕事を見つけること自体が大きなストレスになることがあります。

エージェントを利用することで、これらの重要な交渉を代行してもらえるのは大きなメリットです。

エージェントは、フリーランスに代わって企業との報酬交渉や契約条件の調整を行い、フリーランスに有利な条件を引き出してくれます。

安定した収入を確保したい人

フリーランスエージェントの利用がおすすめな人として、安定した収入を確保したい人もあげられます。

フリーランスは自分で案件を探し、契約を取り付ける働き方です。そのため、どうしても仕事が途切れやすく、収入が不安定になるリスクがあります。この不安定さを解消したい人にとって、エージェントは大きな助けになります。

前述したように、エージェントに登録すれば継続的に案件を紹介してもらえるため、次の仕事を探す手間が減り、安定した収入が期待できるでしょう。

また、エージェントは多くの企業とつながっているため、フリーランスのスキルや経験に合った案件を迅速に紹介してくれるのも、ありがたいポイントといえます。

SOFAマガジン編集長(高橋 征希)

「スキルはあるのに次の案件が決まらない」というフリーランスの方をよくお見掛けします。

自分一人で営業活動をすることには限界があるため、収入を安定させたい場合には、案件探しの手段の一つにフリーランスエージェントを加えておくといいでしょう。

本業の仕事に集中したい人

本業の仕事に集中したい人も、フリーランスエージェントの利用がおすすめです。

フリーランスとして働きたい理由の一つに、自分のスキルを活かして専門分野で稼ぎたいという考えがあります。しかし、フリーランスになると、案件の獲得や企業との営業、契約内容の確認といった多くの雑務が発生し、本業に集中しにくくなることもあります。

エージェントに登録することで、こうした営業や交渉、契約手続きなどを代行してもらえるため、自分の得意な分野に専念しやすい環境が整えることができます。

例えば、ITエンジニアであれば開発業務に集中しやすくなり、WEBデザイナーならデザインの仕事に専念できる時間が増えるということです。

余計な事務作業に時間を取られなくなり、専門業務に集中できるため、スキルを活かした効率的な働き方を実現しやすくなります。

SOFAマガジン編集長(高橋 征希)

フリーランスとして活躍する方々の多くが高い専門スキルを備えていますが、営業力と両立させている人は決して多くありません。

本業に集中してさらにスキルを磨きたい人ほど、フリーランスエージェントを活用するメリットが大きいといえます。

フリーランスエージェントを使わない方がいい人

フリーランスエージェントには多くのメリットがありますが、全ての人にとって最適な選択肢とは限りません。

ここでは、エージェントを使わない方がいい人の特徴を以下の3つについて解説していきます。

フリーランスエージェントを使わない方がいい人の特徴3選

人脈がある人

フリーランスエージェントを使わない方がいい人として、すでに十分な人脈を持っている人があげられます。

フリーランスとして仕事をする際、案件の獲得は大きな課題ですが、自分自身でしっかりした人脈やコネクションを築いているのであれば、エージェントを介さなくても安定して案件を確保できます。

知り合いや過去に仕事をした企業から直接依頼を受けることができるため、エージェントに手数料を支払う必要がなく、高報酬も期待できるでしょう。

また、人脈があれば報酬や条件の交渉も自分で行いやすく、エージェントを通すメリットが少ないと感じるでしょう。

SOFAマガジン編集長(高橋 征希)

既に人脈や取引先の確保が出来ている人は、フリーランスエージェントは情報を取得するアンテナのひとつとして利用することがオススメです。

営業力がある人

営業力がある人もフリーランスエージェントを使うメリットが少ないといえます。

自身で報酬や働き方、契約更新の交渉ができる能力があれば、エージェントを介さずに企業と直接契約する方が有利です。営業力があるフリーランスは、クライアントとの交渉を自分で行うことで、より高い報酬や希望に合った条件を得やすくなります。

エージェントを利用すると、案件を紹介してもらえる反面、手数料が発生するため、直接契約をした場合に比べて報酬が下がる可能性があります。営業力がある人であれば、クライアントとの交渉で自分のスキルに見合った報酬や労働条件を引き出せるため、エージェントのサポートがなくても問題ありません。

SOFAマガジン編集長(高橋 征希)

営業力がある人の場合、フリーランスエージェントに交渉代行を依頼するメリットが無く、自身で交渉を進める方がいいでしょう。

ただし、新規取引先の開拓が十分ではない場合、エージェントに登録して自己営業と並行して案件探しを行うことがおすすめです。

手数料ビジネスが嫌いな人

手数料ビジネスが嫌いな人はフリーランスエージェントの利用を避けた方がいいでしょう。

フリーランスエージェントは企業から支払われる報酬の一部を手数料(マージン)として受け取るビジネスモデルです。そのため、中間マージンを取るビジネスモデルに抵抗感がある人にとっては、フリーランスエージェントの存在に不満を感じるかもしれません。

フリーランスエージェントを活用することで、案件獲得や営業・交渉の代行をしてもらえるメリットはあるものの、そもそも「手数料ビジネスに抵抗がある」という場合は利用しない方がいいでしょう。

SOFAマガジン編集長(高橋 征希)

フリーランスエージェント業は手数料の受け取りに見合った働きを求められる仕事ですが、エージェントや担当者によってその質は様々です。

もしも「フリーランスエージェントに何となく抵抗感がある」という場合は、お一人おひとりに合わせたエージェント利用のメリット・デメリットをお伝えしますので、ぜひ当社SOFAまでお問合せ下さい。

あわせて読みたい
フリーランスエージェントのマージン(手数料)はどれくらい?具体的な相場と安く抑えるコツを解説! フリーランスが案件を探す際に無料で利用できるフリーランスエージェントですが、企業と仲介をするうえで常にマージン(手数料)が発生しています。 フリーランスの立場...

使わない方がいいフリーランスエージェントの特徴5選

フリーランスエージェントを適切に活用することで、フリーランスの活躍の推進力を高めることがこうですが、全てのエージェントが役に立つとは限りません。

ここでは、フリーランスにとって避けるべきエージェントの5つの特徴について解説します。

エージェントの担当者と相性が悪い

フリーランスエージェントの質は、担当者の能力や相性によって大きく変わります。エージェントを利用する際に担当者との相性が悪い場合は、利用を控えた方が良いでしょう。

フリーランスエージェント市場は急速に拡大しているため、担当者のレベルが玉石混交であることがしばしば指摘されています。担当者の経験や専門知識が不足していると、適切な案件を紹介してもらえなかったり、条件交渉がうまくいかなかったりすることがあるため注意が必要です。

担当者との相性が悪いと、仕事探しの効率が落ちるだけでなく、フリーランスとしてのキャリアの成長にも影響が出る可能性があります。

将来のことも考えれば、自分に合った信頼できるフリーランスエージェント、および担当者を見極めることが大切です。

SOFAマガジン編集長(高橋 征希)

担当者との相性が悪い場合は、別の担当者と変更を依頼するか、もしくは別のフリーランスエージェントに登録することをおすすめします。

担当者の質が低い

フリーランスエージェントの質は、担当者個人の能力や経験によって大きく異なります。もし担当者の質が低すぎる場合、そのエージェントの利用は避けた方がよいでしょう。

フリーランスエージェント市場が急速な拡大に対して、実務担当者のレベルの平均は決して高くありません。担当者によっては、サポートの質が最低限のレベルに達していないことがあります。

例えば、ITエンジニア向けのフリーランスエージェントを考えた場合、担当者が元エンジニアとしての経験があれば、技術的な要求や業界の動向を理解しており、フリーランスに対して的確なアドバイスや案件紹介を行うことが可能です。

しかし、業界経験がなく、プログラミング言語やエンジニアリングの基本を理解していない担当者に当たった場合は、十分なサポートは期待できません。求められるスキルや案件の内容を正しく把握できず、適切なサポートが受けられない可能性があります。

登録するフリーランスエージェントの質が低いと、結果的に自分のキャリアにマイナスになることも考えられますので、担当者の質が低い場合には別のエージェントを探すことをおすすめします。

SOFAマガジン編集長(高橋 征希)

同じフリーランスエージェント内でも、担当者のレベルには大きな差があります。

相性のいい担当者との出会いは一期一会なので、よい縁を増やすためにも案件探しの際には複数のフリーランスエージェントに登録しておきましょう。

あわせて読みたい
フリーランスエージェントを複数登録すべき理由を解説!注意点や1社しか利用しない場合のリスクも解説 案件探しの強い味方であるフリーランスエージェントは、複数社に登録することで案件の幅が広がり、相性のいい担当者に出会いやすくなる等の様々なメリットがあります。 ...

企業の伝書鳩になっている

フリーランスエージェントの中には、企業の伝書鳩のような役割しか果たしていないケースがあります。

フリーランスエージェントの本来の役割は、フリーランスと企業の間に立ち、双方のニーズを満たすために交渉や調整を行うことです。

そのため、単に企業の要求をそのままフリーランスに伝えるだけの担当者の場合、エージェントの仕事としては不十分といえます。

SOFAマガジン編集長(高橋 征希)

フリーランスが自分の働き方や報酬について要望を出しても、それを真摯に受け止め、企業との間で交渉を行わないエージェントは、仲介者としての本来の役目を果たしているとは言えません。

このようなエージェントを使い続けると、フリーランスとしての条件改善や仕事環境の調整ができない可能性が高いため、別のエージェントへの乗り換えを検討した方がよいでしょう。

評判が悪い

エージェントのサポートの質は、ホームページや公式の情報だけではなかなか判断しづらいものです。

どれだけ充実したサポート内容を強調していても、実際の利用者がどのような体験をしたのかはそのホームページからはわかりません。

そのため、利用を検討する間には、必ずGoogleマップの口コミサイトなど外部のレビューを確認しておきましょう。そして、利用者の評判が悪いフリーランスエージェントは、登録を避けた方が賢明です。

SOFAマガジン編集長(高橋 征希)

フリーランスエージェントは、自分にとって重要なパートナーとなる存在です。

登録する前に、外部の評価や口コミをしっかり確認し、サポートの質が高く、信頼できるエージェントを選びましょう。

専門性が無い

フリーランスとして働く人の多くは、エンジニアやWEBデザイナー、ライター、コンサルタントなど、特定の専門職に従事しています。

そのため、専門性のないエージェントでは、適切な案件を紹介してもらえない可能性が高くなるため、避けた方がよいでしょう。

担当者がその業界の知識を持っていないと、スキルや経験に見合った案件を理解できず、的外れな案件紹介をされることもあります。こうしたエージェントでは、企業の求めるスキルとフリーランスの能力がマッチしないことが多く、十分なサポートも受けられません。

SOFAマガジン編集長(高橋 征希)

当社SOFAではITエンジニアに特化した案件のご紹介を行っています。

スキルに合わせて様々な案件を用意しておりますので、エンジニアとして活躍できる案件を探している人は、ぜひ一度ご相談ください。

あわせて読みたい
フリーランスエンジニアの現実は厳しい?やめとけと言われる6つの理由を解説 フリーランスエンジニアになれば「好きな時間や場所で自由に働ける」と考え、フリーランスへの転向を考えている人も多いようです。 ただし、フリーランスになることはい...

フリーランスエージェントを使わずに案件を獲得する具体的方法

フリーランスの中には、フリーランスエージェント以外から仕事を獲得している人も多くいます。

「一般社団法人プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会」が行ったアンケートによれば、最も収入が得られる仕事の獲得経路としてフリーランスエージェントを挙げた人は23.2%に留まっていることが分かります。

参照:フリーランス協会「フリーランス白書2024」

多くのフリーランスは、フリーランスエージェントを使わずに仕事を獲得しています。ここでは、フリーランス協会のアンケート結果から上位にランキングされた下記の仕事獲得方法について、それぞれ詳しく解説していきます。

人脈を活用する

フリーランスエージェントを使わずに案件を獲得する方法の中でも、人脈を活用することは非常に効果的です。

信頼できる知人や過去に一緒に働いたクライアントからの紹介は信頼性が高く、報酬や条件面でも有利になることが多いでしょう。

特にITエンジニアやWEBデザイナーなどの専門職では、過去のプロジェクトで築いた人脈が案件獲得に直結することがよくあります。
知人の紹介の場合は、信頼関係が既に構築されているため仕事獲得の流れがスムーズで、業務の進行も効率的に進むのが大きなメリットです。

しかし、人脈に頼りすぎることにはリスクも伴います。

特にエンジニアやWEBデザイナーなどのデスクワーク中心の職種では、社外でのコミュニケーションの機会が限られ、人脈が広がりにくい傾向があります。そのため紹介案件が減少し、次第に案件獲得が難しくなるかもしれません。

また、同じ人脈を長期間にわたって頼ると、仕事の幅が狭まり、新しいスキルやチャレンジングな案件に挑戦する機会が減ってしまう可能性があります。

人脈を活用する一方で、新しいクライアントやコミュニティに積極的に参加するなど、ネットワークを拡大し続ける努力も必要です。

オンラインのフリーランスコミュニティや勉強会、セミナーなどに参加することで、新たな人脈を築き、案件の幅を広げると良いでしょう。

過去の取引先と交渉する

過去の取引先と直接交渉することも、案件獲得の手段として非常に有効です。

以前に仕事をしたクライアントや企業は、すでにフリーランスとしての実績やスキルを理解しており、信頼関係が構築されているため、再度案件を依頼される可能性が高いです。特に、良好な関係を維持している場合、報酬や条件面での交渉もスムーズに進むことが多く、安定した収入を確保しやすくなります。

過去に取引があったクライアントに対しては、定期的に連絡を取り、近況報告をしたり、提供できる新しいスキルやサービスをアピールしたりすることが重要です。

フリーランスに適した新しいプロジェクトを抱えている場合には、そのまま新しい仕事につながる可能性も高いです。

ただし、過去の取引先だけに依存するのはリスクがあります。案件の量が限られるため、新たな取引先を開拓しないと仕事の幅が狭まってしまう可能性があるからです。

過去の取引先と良好な関係を維持しながら、新規の取引先や市場にも目を向け、常にチャンスを広げておくことが成功のカギです。

SNSやブログ等を通して獲得する

SNSやブログを活用することも、案件獲得経路として上位にあげられています。

特に、エンジニアやWEBデザイナー、ライターなどのクリエイティブな分野では、SNSやブログに自分の実績やスキルをアピールできる場を持つことが重要です。オンライン上のポートフォリオとして機能させ、潜在的なクライアントに自分の能力を直接アピールできます。

SNSではX(旧Twitter)やInstagramなどを使って、自分の作品やプロジェクトの成果を定期的に投稿するのが効果的です。フォロワーとのコミュニケーションを通じて、業界内での認知度を高めることができ、共感や興味を持ってくれたクライアントから案件依頼が来ることがあります。

また、SNSは特定のハッシュタグを使用することで、自分のスキルを必要とするクライアントに直接アプローチできるチャンスが広がります。

ブログも上手に活用すると、非常に有効です。自分のスキルや専門知識についての記事を書き、その中でこれまで手がけたプロジェクトや作品を紹介すると、クライアントがその実績を見て興味を持ちやすくなります。

SNSやブログは、仕事を獲得するには非常に効果的な手段です。

SOFAマガジン編集長(高橋 征希)

個人で仕事を獲得していくためには、自陣の実力の証明となるポートフォリオ等を積極的に発信していくことが大切です。

特にデザイナーやWEBライターの場合は、対応可能なレベルやクオリティを分かりやすく伝えることが出来るので、SNSやブログを使って発信できる体制を整えておきましょう。

クラウドソーシングを利用する

近年では、クラウドソーシングを通じて仕事を獲得するフリーランスも多いです。

クラウドソーシングサイトには、さまざまな業界や職種の案件が集まっており、エンジニアやWEBデザイナー、ライターなど、スキルを持つフリーランスにとって便利なプラットフォームです。特に、個人ではなかなかアクセスできないような企業案件にも応募できるため、案件の幅を広げたいフリーランスにとって有効な手段といえるでしょう。

しかし、クラウドソーシングを利用する場合は、フリーランスエージェント同様の手数料(システム利用料等)が発生するため、それを見越した単価の設定を行うことが重要です。

クラウドソーシングには多数のフリーランスが参加しているため、競争が非常に激しいのが現実です。特に、まだ実績が少ないフリーランスにとっては、良い案件を獲得するのが難しい場合があります。

SOFAマガジン編集長(高橋 征希)

クラウドソーシングで案件を獲得する場合、クライアントは実績やレビューを重視するため、初めのうちは小さな案件をこなして実績を積むことがコツとなります。

代表的なクラウドソーシング

フリーランスエージェントは使わない方がいいと言われる理由まとめ

本記事では、「フリーランスエージェントは使わない方がいい」と言われる理由について解説しました。

エージェントを使わない方がいいとされる理由として、報酬が下がる可能性や、企業と直接交渉できない点があげられます。エージェントを利用すると、企業から手数料が取られるため、その分報酬が下がり、フリーランスとしては不利になることがあります。

案件が長期化しても直接契約に移行できないことが多く、自由度が制限されることも使わない方がいい理由です。さらに、担当者のスキルや相性によって違いが大きいため、レベルに達していない担当者に当たった場合、満足できるサポートが受けられないかもしれません。

一方で、営業が苦手な人や、安定した収入を確保したい人などにとっては、エージェントを利用するメリットは非常に大きいです。

SOFAマガジン編集長(高橋 征希)

結局のところ、エージェントを利用するかどうかは、自身の営業力や交渉力、求める働き方によって判断すべきといえます。

人脈や営業力に自身がある場合は直接契約を目指し、安心して自分の仕事に集中したい人はエージェントの利用を検討すると良いでしょう。

フリーランスエンジニアの案件探しなら、「SOFA」へご相談を!

sofaロゴ
  • 国家資格キャリアコンサルタントの手厚いサポート
  • 間にSESを挟まない直案件を多数保有
  • 84.3%の高い還元率実績!(※)
  • 非公開のフリーランス案件も保有

※2024年9月末時点実績

\【60秒簡単登録】案件紹介はこちらから!/

非公開の直案件を多数保有!

あわせて読みたい
在宅案件に強いおすすめフリーランスエージェント12社を比較!選び方のコツやリモートワークの注意点も解説 フリーランスとして働いている人の中には、「在宅の案件を探したい」「場所を問わずにリモートワークをしたい」と考えている人も多いようです。 ITエンジニアやWEBデザ...
あわせて読みたい
フリーランスエージェントを複数登録すべき理由を解説!注意点や1社しか利用しない場合のリスクも解説 案件探しの強い味方であるフリーランスエージェントは、複数社に登録することで案件の幅が広がり、相性のいい担当者に出会いやすくなる等の様々なメリットがあります。 ...
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

SOFAマガジン編集長(高橋 征希)のアバター SOFAマガジン編集長(高橋 征希) キャリアコンサルタント

フリーランスエンジニアのキャリア相談、案件紹介を行う「SOFA」を運営しています。

フリーランスになることを決意したエンジニアの方々に、案件探しやエージェント活用に役立つ情報を発信しています。

【経歴】
医療・福祉業界の人材会社でキャリアアドバイザーとリクルーティングアドバイザーを経験し、7つの支店を立ち上げを実施。

その後、日系IT企業にてSES営業に従事し、フリーランス専門の営業部署を立ち上げも経験する。

【保有資格】
・キャリアコンサルタント
・WEB解析士

目次